大胸筋に引き続き
小胸筋のストレッチもご紹介いたします。
小胸筋は、大胸筋の深層に位置し
筋緊張により肩甲骨を前方に傾斜させるため
首や肩の痛みを誘発させます。
また症状が進むと、腕神経叢や腋窩動脈を圧迫し
胸郭出口症候群となり、神経症状を呈します。
①ストレッチする小胸筋を壁側に、平行に立ち
肩を横から上げて、痛みのない角度でキープします。
②肘を45度ぐらい曲げて、手のひらを壁につけて支点とします。
③腰から上半身を軽く前方に倒した後、壁と反対側へ腰を捻り
大胸筋が軽く伸びている状態で15~20秒キープします。
つい、思い切り伸ばしたくなりますが
軽く伸びていれば十分です。
一日のうち数回に分けて行っていただき
大胸筋のストレッチとセットで継続されることをお勧めします。