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変形性膝関節症(膝の痛み・変形)


膝まわりを構成する関節軟骨などが加齢によって徐々に変形し
痛みや腫れが生じる疾患です。

変形性膝関節症のX線有病率は50歳以上で男性54%、女性75%となり
全ての方に痛みがあるとは限らず、高い数値となります。

 

■一次性変形性膝関節症
明らかな原因は無く、女性に多いとされ加齢に伴って徐々に進行し
特に日本人は膝の内側を中心に変形が進み、O脚を呈します。

初期症状は、歩行時や歩行後の疼痛があり、安静時は軽快します。
また疼痛が内側部でなく、膝蓋大腿関節(お皿まわり)の場合は、
階段昇降や立ち上がり動作など、膝の屈伸による荷重で起こります。

症状進行で、疼痛も増悪し、炎症症状が強くなると関節水症となり
さらに骨や軟骨の変形が進むことで、O脚(内反変形)や可動域制限などの
形態変化も明らかとなります。

 

■二次性膝関節症、
以前に受けたケガや膝関節の炎症性疾患により、引き続いて発生するため
元疾患の病変部位を中心に起こり、症状は様々な変形に進むことがあります。

 

症状の進行は、比較的緩慢なため、マッサージと鍼治療
さらに関節周囲の組織の癒着をリリースすることで
関節の可動域を維持し、関節のアライメント(ポジション)をコントロールできるため
痛みを軽減し、変形の進行を緩やかにすることが可能です。
当院まで、どうぞお気軽にご相談ください。

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